仕事用のIO・DATA NAS 2TBが容量カツカツになってきたので、監視カメラ用のSynology NAS 9TBに仕事用データを保存する事にしようと思いました。
とはいえ、Synology NAS は ディスク1台しか積んでないので、まずは冗長化しないと仕事用には使えないですよねー。
まずはDS218の仕様調査
監視カメラ管理と録画データ保管用に買ったDS218なので、HDDは10TB 1台で運用してました。
HDDが2台刺さるモデルなので、空きスロット1つに10TB以上のHDDを刺す事にしました。
まー、普通に考えたらRAID1で同じ10TBが限界なんだと思って調べていたのですが、SynologyはSHR(Synology Hybrid RAID)であれば、10TB+16TBを刺してもイイんだって。
って、まー10TB固定になるんでしょ?って思ってたら余分な容量は他に使えるらしい…。
いやいやいや、9.1TBは冗長化されて、残り5.5TBは冗長無しで監視カメラ用に使えたらそりゃスゲーけどどうなのよ?
って事でSynologyさんのページにRAID計算機なるものがあって、ブッ込んだHDDのセットでどんなのが作れるか教えてくれるやつを使ってみた。
えーと、どれどれ、
10TBが1台と~16TBが1台・・・・。と選択してみる。

やっぱりダメじゃん。
RAID1はダメなのはわかるけど、SHRは余った空き領域使わせてくれないの?
SHRも万能ではなくて、追加でもう一台の16TBを刺して3台になるとやっと空き領域が保護されるという事らしい。

RAID1で無駄になっている空き領域がSHRでは有効に使われているのがわかるけれども、結局ワイのDS218は2台しか刺さらんので、素直に10TBを発注する事にした。
HDDが届いた
早速ツクモさんからHDDが届いた。

Western Digital の Red Plus 10TB リテールを購入。
1台目はSEAGATEのIronWolf 10TBバルクだったのですが、別メーカーにしようと思い、WDにしました。
今まで約6年間無故障で動いています。
メモリバッファは多少違いますが、回転数は一致させています。
RAIDを組む際に「同一メーカー・同一ロット品で揃えるべき」と言う人もいますが、私はその方法を推奨しません。
私の経験上、RAID1やRAID5を組んだサーバで1台のHDDが故障し、現地でRAID再構築作業を行っている最中に、もう1台も故障してデータが取り出せなくなったことが2度あります。
さらに、CE(カスタマーエンジニア)が到着し「作業前にバックアップを取ってほしい」と言われ、その最中にHDDが壊れてしまったケースもあります。
結局、DATやクラウド上に退避していた前日データなどから復旧することになりました。
HDDを同時期に購入し、同じ環境(温度・動作時間など)で運用していると、故障のタイミングも一致しやすいです。
経験したのは業務サーバなので大した話ではありませんが(業務停止を余儀なくされたが)、特にNAS用途では最終バックアップ先として利用している場合がほとんどで、飛んでも良いデータはわざわざ冗長化しないです。
なので、私は以下の点を重視して構成しています。
- 同時に複数台を購入するなら、メーカーを分ける
- 回転数や読み書き速度は統一するか著しく差が出ないものを選択する
※とはいえ、大手のサーバ機器発注画面ではHDDのメーカーは選べず、同一ロットの同一ファームがブッ刺さって送られてきますけどね。昔と違って故障しにくくはなっているんでしょうけれども・・・。

箱から出せばバルク品と変わりませんw


SynologyのHDDトレイにはめ込んで、本体にブッ刺します。
ネジ要らずの設計ですごく扱いやすいです。
DS218のストレージにHDDを追加する
ストレージマネージャから操作します

電源を切らなくても、HDDを刺すとディスク2を勝手に認識します。

既存のストレージ1を選択し、「…」から、「ドライブを追加」を選択します。

ディスク2にチェックを入れ

互換性リストに無いょと注意され

設定の確認をされ
※「~容量を増やす」と表示されていますが、冗長化されるだけなので空き容量は増えません。

ストレージプールの構築が始まりますが、使用容量が大きいのでかなり時間がかかりました。
1日ほったらかしです。

構築が終わると、
RAIDタイプが「データ保護なし」から、「1ドライブ フォルト トレランス用データ保護で」に変わります。
HDD1台壊れてもデータ保護されるよ。という事ですね。
これでDS218も冗長化されたので仕事用のファイルを保存できるぞぉ!
と思って、仕事用の共有フォルダを作成してWindowsからアクセスしたのですが、Windows認証でDS218に設定したローカルアカウント名を利用してもドメイン名が付与されてしまって簡単に認証できません。
困ったので、LDAPで回避する事にしました。
っというお話に続きます。(汗)

